カーテンの測り方とは?-カーテンについて徹底解説-

カーテンの測り方

カーテンの寸法ってどうやって測るんだろう?

新居には「カーテンが付いていないこと」「照明が付いていないこと」が最初の悩みですよね。

本記事では、カーテンの寸法の測り方を解説するとともに、カーテンの役割と特徴、カーテンレールについてご紹介いたします。最後まで読んでいただければ幸いです。

この記事を読むと下記のことが得られます。

  • カーテンの測り方がわかる
  • カーテンの役割について知れる
  • カーテンレールの種類について知れる

このサイトでは生活の効率化を追求しています。
他にも暮らしに役立つ情報が盛りだくさんなので、ぜひ読んでみてください。

目次

カーテンの測り方とは?

カーテン測り方

まずは、カーテンの測り方についてです。「縦」と「横」のカーテン寸法の測り方を考えていきましょう!

カーテンの「縦」の寸法の測り方

カーテン寸法

掃き出し窓の場合

<メインのカーテン丈>
(カーテンレール~床までの長さ)-(1~2㎝)
<レースのカーテン丈>
(メインカーテンの丈)-(1~2㎝)

図の左側の通りとなります。カーテンレールが無い場合は、取り付けてから寸法を測るようにしましょう!

腰窓の場合

<メインのカーテン丈>
(カーテンレール~窓枠の下部までの長さ)+(15~20㎝)
<レースのカーテン丈>
(メインカーテンの丈)-(1~2㎝)

図の右側の通りとなります。腰窓の場合は、棚などの家具を置く場合があると思いますので、家具にかからないように(15~20㎝)の寸法を調整しましょう!

カーテンの「横」の寸法の測り方

カーテン寸法

<カーテンの横幅>
(カーテンレールの長さ)×(1.03~1.05)

図の上部の通り、カーテンレールの長さで横寸法が決まってきます。ぴったりだと閉めるときに引っ張ってしまうことになり、カーテンにダメージを与えてしまうため、補正値として×(1.03~1.05)をするものとされています。

カーテンの6つの役割

カーテン寸法

カーテンってなんで必要なの?

タワーマンションに住まわれている場合であったり、必ず設置という訳ではありません。カーテンがもたらす6つの役割を知って、カーテンの設置を検討しましょう!

遮光・遮蔽

映画鑑賞や昼寝などの際、昼間でも完全に外から光が入らないようにして、室内を暗くできるなど、カーテンの遮光等級を選ぶことができます。

自然光の調節

カーテンやブラインドなどをすることで、室内に取り入れる自然光の量を調節できます。眩しい直射日光や、強すぎる日差しをカットできる。

インテリア性

カーテンの種類や柄・色の選択によって、インテリアの雰囲気をガラリと変えることができます。特にマンションにおいては、均質で無機質なイメージになりやすいので、窓周りの演出が重要になってくるため、飾りの小物なども選んでインテリア性を高めることができます。

視線の調節(プライバシーを守る)

外から部屋の様子が見えないようにすることで、プライバシーの保護と防犯の効果があります。また、見たくない外の景色を隠して、インテリアをスッキリさせるのにも役立ちます。

防音

カーテンやブラインド、ロールスクリーンなど、窓と部屋との間に1枚挟むことで音を吸収し、防音効果も見込めます。

寒さ・暑さを防ぐ

カーテンやブラインド、ロールスクリーンなど、窓と部屋との間に1枚挟むことで、空気層ができるため断熱性が向上し、寒さや暑さを和らげる効果が見込めます。これにより、冷暖房の効率も上がるため、省エネ効果にも繋がります。

カーテンの特徴について

カーテン寸法

生地や色柄の種類が豊富で、クリーニングがしやすく、最もポピュラーなのがカーテンです。ひとえにカーテンと言っても、様々種類の生地があるため、特徴についてまとめていきます。

インテリア性

シンプルな部屋やスタイリッシュな部屋、モダンな部屋など、どのテイストも演出することができます。

色や柄を選ぶにはカラーコーディネートが大切です。部屋のメインカラーに合わせて選びます。カーテンをアクセントカラーにするときは、クッションにもカーテンの1色を使うと調和します。

そして、低い天井を高く見せるには天井から床まで鉛直方向を強調するように吊るすと効果的。ただし、カーテンの色が暗いと重くて狭い印象に、色が鮮やかすぎると圧迫感が出ることもあるので、広さとバランスを考えてください。

一方、2重付けするレースのカーテンは、クリーム色、ベージュ、こげ茶色や淡いプリント入りなどを選ぶとアンティークやエスニックの雰囲気が演出できます。白に比べ、汚れによる黒ずみが目立たないという利点もあります。

機能性(遮光・断熱・防音など)

生地によって、断熱・保温や防音の効果が変わります。
例えば、冬に窓周りの冷気が気になるなら、天井から床までカーテンを吊り、壁とのすき間ができないように窓をスッポリと覆うのがおすすめです。ただし、腰窓の下に家具を置くときは家具にかからない長さになるように注意しましょう。
防音に関しては、凸凹した織りの厚手の生地なら高音域、重量感のある生地なら低音域の防音効果があります。

近頃は、形状安定、ウォッシャブル、遮光、耐光、UVカット、遮熱、不燃、防汚、消臭、抗菌などの付加機能のある生地も豊富となっています。

種類が多いので迷いますが、道路側ならしっかり遮蔽するタイプを、寝室はくつろげるムードになど、インテリアのイメージと、付ける場所や目的を整理してから選びましょう。

カーテンレールについて

カーテンレールには、機能レールと装飾レールがあります。

機能レール:機能性重視でレールが目立たないように取り付けるタイプ
装飾レール:デザイン性が高く、それ自体がインテリア装飾となるタイプ

機能レールは、窓をシンプルに演出したいときにピッタリ。手で簡単に曲げられるタイプもあり、コーナーや出窓にも便利です。

装飾レールは、木製や金属製など素材も形も種類が豊富です。それだけに、インテリアの雰囲気や床の材質、家具に合わせて選ぶことが大切です。また、レール自体に重量があるので、しっかり支えられる場所に取り付けましょう。模様替えの場合は、壁の材質にあった専用の金具をつけることに注意です。

それぞれ、伸縮するタイプもあります。その他、つり元をシンプルに隠すカーテンボックスや、ゴージャスに飾るバランス、カーテンの縁を飾るトリム、カーテンを留めるタッセルと房かけなど、小物を上手に使って演出しましょう。

カーテンの測り方 まとめ

カーテン測り方

以上が、カーテンの寸法の測り方とカーテンの特徴についてでした。

カーテンを購入検討する際は、必ずメジャーを使って正しい方法で測るようにしましょう!
私も含め友人は、カーテン買ったものの寸法合わず、床に引きずっていたり、横幅が足りずちゃんと締めれないといったことがありましたので十分に注意しましょう!

カーテンは、インテリアプランを考える上で、壁面につけれるアクセントとして重要な役割となっています。生地の種類や機能も豊富で迷いますが、部屋の役割とインテリアの方針をしっかりと決めて、カーテン選びを楽しみましょう!

この記事が、あなたのライフスタイルに合う家、後悔の無い住宅選びのための記事を他にも書いているのでぜひ参考にしてください。

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この記事を書いた人

<資格>一級建築士・宅地建物取引士
<趣味>キャンプ(歴22年)、音楽、ボードゲーム
効率よく日々の暮らしを楽しくする方法を模索してます。

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