【キッチンリフォーム検討者向け】キッチンの形徹底解説!

キッチンの形

※この記事には広告表現を含みます

キッチン古くなってきたし、リフォームしたいな。
キッチンってどんな形があるんだろう。

皆さんは、キッチンの形について知っていますでしょうか?キッチンの形・レイアウト・天板など様々な選択要素があり、それぞれで特徴が異なってきます。せっかくお金をかけてリフォームするのであれば、自分のライフスタイルに合ったキッチンとしたいですね。

そこで今回は、一級建築士の資格を持っている筆者がキッチンの形について特徴をまとめ、どんなライフスタイルにお勧めかを解説していきます。本記事で自分のライフスタイルにあったキッチンの形を選べるかもしれませんので、ぜひ最後までお付き合いください!

この記事では下記の事がわかります

■自分のライフスタイルにあったキッチンの形がわかる
■キッチンの形に関しての知識がつく
■キッチンリフォームの参考になる

このサイトでは生活の効率化を追求しています。
他にも暮らしに役立つ情報が盛りだくさんなので、ぜひ読んでみてください。

目次

【キッチンリフォーム検討者向け】キッチンの形一覧

キッチンの形
キッチン形状 表

キッチンの形・レイアウトには種類・特徴があり、それぞれでライフスタイルに合うキッチンは異なります。キッチン形状はおおよそ上記のように分類できます。各キッチンの形について見ていきましょう。

<キッチンレイアウト編はこちら>

【キッチンリフォーム検討者向け】
キッチンの形①オープン型キッチン

キッチンの形
オープン型キッチン写真

オープン型キッチンとは、キッチンとダイニングとの間を仕切らず一体化した形になります。現在、3LDK~4LDKのマンションにて、多く採用されているのが、対面キッチン(オープン型・セミオープン型)になります。
これは、マンションは販売の特性上、より多くの方に共感させる間取りを採用せざる得ないため、無難な対面キッチンが採用されています。

特徴

キッチンの形
オープン型キッチン図面

○開放感があり、部屋が広く見える。
○調理から配膳の動線が短いため、配膳しやすい。
○スタイリッシュでおしゃれに見える。
○キッチン天板の素材により、高級感を演出できる。
○キッチン作業をしながらリビングの様子がわかる。

×リビングからキッチンが丸見えになるため、こまめな清掃が必要。
×煙や臭いが室内に広がりやすい

おすすめのライフスタイル

・共働き世帯:外食が多く、家でほとんど料理をしないライフスタイル
・購入資金に余裕がある:キッチン天板を大理石にするなど、高級感を演出
・家にお客様を招き、ホームパーティを開く
・家族や友達と一緒に料理を楽しむ
・キッチンをこまめに清掃・片付けができる
・調理器具や食器、食材が少なく、ミニマルライフ

【キッチンリフォーム検討者向け】
キッチンの形②セミオープン型キッチン

キッチンの形
セミオープン型キッチン写真

オープン型と独立型の中間の機能を持つキッチンです。仕切りに設ける開口の大きさによって 、一体感に強弱がある形です。こちらもオープン型同様、マンションにおいて一般的に採用されています。

セミオープンキッチンは、デザインと機能性の両面を有していると古くから評価されています。かつて、近代建築の三大巨匠のル・コルビジェのアトリエにいた、フランスの建築家シャルロット・ぺリアンは、「キッチンとは本来汚い場所」として、“調理台やシンクが外から見えないつくり”として設計したとされています。

特徴

キッチンの形
セミオープン型キッチン

○吊戸棚を設置できるなど、収納力が高い。
○キッチン作業をしながらリビングの様子がわかる。
○リビングからキッチンが見えない目隠し対策がとれる
○調理から配膳の動線が短いため、配膳しやすい。

△仕切りの間口の大きさによって、狭く見える可能性がある。
△臭いが室内に広がる可能性がある。

おすすめのライフスタイル

・ファミリー世帯:調理をしながら子供の様子がわかる
・料理器具や食器が多い方
・子育て等こまめに片付けができない方
・料理が好きな方

【キッチンリフォーム検討者向け】
キッチンの形③独立型(クローズ型)キッチン

キッチンの形
独立型(クローズ型)キッチン

キッチンだけを一室空間とし、リビング・ダイニングからキッチンが完全に独立した形のキッチンです。
キッチンだけに一部屋必要となるため、広い間取りに使用されるケースが多く、
特に、超高級マンションなどでは、家政婦やコックに来てもらう前提で設計される間取りも存在します。

特徴

キッチンの形
独立型キッチン図面

○人目を気にせず作業ができる。
○臭いや音、煙も漏れにくい。
○両サイドに吊戸棚を付けれるため、収納力が高い。
○キッチンの作業スペースが広くとれる。

×リビングの様子が見えない。
×キッチンのために一部屋必要となる。

おすすめのライフスタイル

・ファミリー層:集中して料理・片付けができる
・お客さんにキッチンを見れられるのが嫌だ
・リビングダイニングに臭いがくるのが嫌な方
・富裕層、単身者:料理を家政婦やコックにお願いする方

キッチンリフォームを検討する人におすすめのサービス

キッチンの形

キッチンの形を知った上でキッチンリフォームを具体的に検討したい人も多いと思います。

キッチンリフォームを検討されている方は、下記のようなリフォーム比較サイトで問い合わせしてみると良いでしょう。簡単60秒で無料でリフォーム見積もりを比較していただけます。<PR>

リフォーム比較プロで工事が安くなる!

キッチンの形 まとめ

キッチンの形

以上が、キッチンの形についての解説でした。
自分のライフスタイルがわからない方は、

□:キッチンを家族や友人と使いたいか?自分専用にしたいか?
□:キッチンを隠したいか?人に見られてもいいか?
□:整理整頓は得意か?調理器具や食器は多いか?
□:調理中でも家族と会話を楽しみたいか?

を自分の胸に聞いてみてください!
この他にも、特殊なキッチンの形は様々あります。「自分に合うキッチンはどれなんだろう」と思った方は、タカラスタンダードさんやクリナップさんといった、キッチンメーカーのショールームに行って、体験することをお勧めします。

その他キッチンのレイアウトや天板については、下記記事にも詳細を記載しているのでぜひ読んでみてください。

あなたのライフスタイルに合う家に出会う、また、後悔しない家選びの参考になれば幸いです。

記事の内容が良かったらシェアをお願いします!

この記事を書いた人

<資格>一級建築士・宅地建物取引士
<趣味>キャンプ(歴22年)、音楽、ボードゲーム
効率よく日々の暮らしを楽しくする方法を模索してます。

コメント

コメントする

目次