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キッチン古くなってきたし、リフォームしたいな。
キッチンってどんな種類があるんだろう。
キッチンをライフスタイルに合わせて選ぶことで、より快適な暮らし得られることができます。前回まで、キッチンの形状とレイアウトを解説し、特徴の違いがあったかと思います。
キッチンの形状やレイアウトに合わせて考えていきたいのが、キッチンの”天板(てんばん)”についてです。(天板とは、机・カウンターなどの上面の板のこと。)
天板においても様々な素材があり、素材それぞれで特徴と金額が変わってきます。今回は、キッチン天板の素材の特徴を解説していきます。
この記事を読むと下記のことが得られます。
- 自分のライフスタイルにあったキッチン天板がわかる
- キッチンに関しての知識がつく
- キッチンリフォームの参考になる
このサイトでは生活の効率化を追求しています。
他にも暮らしに役立つ情報が盛りだくさんなので、ぜひ読んでみてください。
キッチン天板の素材一覧
それでは早速キッチン天板の素材についてご紹介していきます。
ひとつずつ特徴が異なり、いい面も悪い面もあるので、ぜひ参考にしてください。
【キッチン天板の素材】
①人工(人造)大理石
まずはじめのキッチン天板の素材は「人工(人造)大理石」です。
人工(人造)大理石とは、アクリル系もしくはポリエステル系の樹脂素材でできたキッチン天板です。業界では「人大(じんだい)」と省略して読んでいます。名称は“大理石”とありますが、「大理石のように見える。」と解釈した方が分かりやすいと思います。カラフルな見た目やインテリア性が高い天板となっています。
安価なのがポリエステル系ですが、アクリル系の方が耐熱性や汚れ落ちなどで優れています。人工大理石は主にアクリル系が採用されていますが、アクリル系とポリエステル系は見た目でほとんど分からない為、担当者への確認をお勧めします。
人工大理石は、昔は高熱の鍋を置くと焦げてしまうなど、耐熱性に不安がありましたが、年々改良が進んでおり、高品質な人工大理石も販売されています。
特徴
【キッチン天板の素材】
②天然石
2つめのキッチン天板の素材は「天然石」です。
天然石の天板は、耐熱性や硬度が高い素材で、天然石ならではの質感や重厚感を持っています。キッチン天板として、主に使用される石は、御影石(みかげいし)ですが、重いことで運搬費や施工費がかさみ、高額になってしまう場合が多いです。
天然なので、その素材にしかない模様が楽しめる一方、模様を選ぶこともできない点がネックです。
天然石から加工されているものの、細かく・小さい穴がいくつもあるため、汚れや水が染み込むことで、シミになったり、カビが生えて匂いがしたりと、デメリットがある。 機能性という観点では、コストパフォーマンスが悪くなってしまう。
特徴
【キッチン天板の素材】
③クォーツストーン(エンジニアストーン)
3つめのキッチン天板の素材は「クォーツストーン(エンジニアストーン)」です。
クォーツストーン(エンジニアドストーン)とは、人工大理石の一種で、粉砕した水晶を樹脂で固めて成形した素材となります。水晶が高比率(93%以上)なものをクォーツストーンと呼ばれています。
天然石のような上質で美しい風合いを持ちながら、人工大理石の良さである、耐久性・耐水性に優れ、かつ加工のしやすさを持ち合わせた素材となっています。
一方で、値段が高額になることがデメリットとしてあげられるため、キッチン天板としては、分譲マンションや戸建て等で高額な物件にしか採用されていません。 個人的な見解ですが、おおよそ8,000万円以上の物件において採用されているように感じています。
特徴
【キッチン天板の素材】
④ステンレス
4つめのキッチン天板の素材は「ステンレス」です。
ステンレス天板は、昔より使われている天板で、築古のマンションや戸建てにてよく見られるキッチン天板です。 レストランなど飲食店のキッチンでは、ステンレス天板が採用されており、他の天板よりも広いキッチンを作ることができ、衛生面の担保、安価なコストとコストパフォーマンスに優れています。
ひとえにステンレス天板と言っても、
・表面に細かい凸凹をつけた“エンボス加工”
・波打つような柄で傷がついても目立ちにくい“バイブレーション加工”
・汚れや水などに強く、優れた強度の“特殊コーティング”
など、各メーカーによって様々な商品が販売されています。
特徴
【キッチン天板の素材】
⑤メラミン
5つめのキッチン天板の素材は「メラミン」です。
メラミン天板とは、メラミン化粧板を合板などの上に接着したキッチン天板となっている。昨今の印刷技術の向上により、デザインも豊富で木目柄も見た目では遜色なく、自分の好みに合わせたデザインのキッチンを作れます。 継ぎ目がないため防水性に優れ、安価なのが利点の一方、熱に弱い商品が多い。
特徴
【キッチン天板の素材】
⑥セラミック
6つめのキッチン天板の素材は「セラミック」です。
セラミックは、近年で増えてきた高級な素材で、セラミック(焼き物)ならではの耐熱性と耐久性を兼ね備えています。特に、硬さは、金属より硬いため、まな板入らずでそのまま包丁で切っても、天板に傷がつかないとされています。さらに耐熱性においても、高温の鍋をそのまま置いても耐えられます。デザインも重厚な高級感があり、ザラザラの感触を手で触っていたくなる質感です。
特徴
【キッチン天板の素材】
⑦タイル
7つめのキッチン天板の素材は「タイル」です。
タイル張りのキッチンは、主に海外で使用されていることが多いです。そのためか、異国情緒あるキッチンインテリアとなります。タイルは種類も豊富で自分好みのキッチンに仕上げることができます。一方で、タイルとタイルの継ぎ目部分(目地)が汚れやすく、掃除しづらいことがデメリットとしてあげられます。
注意しなければいけないのが、タイル張りの仕上がりは職人次第となってしまうことです。細かいタイルであればあるほど、施工には手間がかかり、仕上がりのムラが出やすくなってしまうので、タイルを選ぶ際は注意が必要です。
特徴
キッチンリフォームを検討する人におすすめのサービス
キッチン天板の素材を知った上でキッチンリフォームを具体的に検討したい人も多いと思います。
キッチンリフォームを検討されている方は、下記のようなリフォーム比較サイトで問い合わせしてみると良いでしょう。簡単60秒で無料でリフォーム見積もりを比較していただけます。<PR>
どんなリフォーム工事も可能|リフォーム比較プロキッチン天板の素材 まとめ
キッチン天板について、解説していきました。ひとえに”キッチン”といっても、天板だけで、特徴とデザイン、価格がかなり変わってきます。
機能面と価格(コスパ)重視の筆者の見解ですが、
・基本的には、「人工大理石」が機能性、価格でバランスが良い
・お金に余裕があれば、「 クォーツストーン(エンジニアドストーン) 」がおすすめ
と、考えております。
本記事の内容を踏まえ、キッチン・ショールームで担当者に質問してみて、自分に合ったキッチン、自分が好きなキッチンを見つけましょう!
その他にもキッチンに関する記事を書いているのでぜひ参考にしてください。
キッチンに関するさらに詳しく知りたい方は下記記事へ
リフォーム・戸建てを検討されている方は下記記事へ
あなたのライフスタイルに合う家、後悔のない住宅選びの一助となれば幸いです。
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