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え、引越しする時の初期費用ってこんなに高いの?
想定していた金額と全然違う!
皆さんそう感じたことありますよね?
そんな方へ不動産屋から余計な請求をされずに引越しの初期費用を抑えるテクニックを教えます!
引越しの初期費用を抑えて、新生活に必要な家具・家電を購入しましょう!
不動産屋とお金の話をするのは大変ですが、ここで示す3点を心がけていただければ戦えます!
ぜひお試し下さい!
あんた誰?
この記事から読まれている皆さん、そう思われてますよね?
私は不動産業界(賃貸)に5年ほど従事しています。
メインは店舗や事務所の賃貸仲介です。
住宅の経験もありますが、不正が多い+倫理観が低い不動産業者が多いことに驚かされました。
今でも日々驚いています。
事務所や店舗がメインなので住居のことは何でも話せます。
そんな不動産営業マン眼鏡です。
引越しの初期費用を抑えるためのテクニック
①ぼったくり項目を知る
まずはじめにご紹介する引越しの初期費用を抑えるためのテクニックは「ぼったくり項目を知る」ということです。
ここでいうぼったくり項目とは不動産業者が好き勝手金額を上乗せられる項目を指します。
ぼったくり項目を知ろう!
皆さん、下記の初期費用で記載されている項目はぼったくり項目です。
この項目が明細に記載されている場合は、すぐに突っ込みましょう!
- 書類作成費 10,000円〜15,000円
- 契約事務手数料 5,000円〜10,000円
- 簡易消火器 15,000円前後
- 抗菌消臭 10,000円〜15,000円
- 24時間サポート 10,000円〜15,000円
下記の1~5は仲介業者が勝手に乗せている場合があります。
これらは入居者に取って全く必要がありません。
契約書面上に上記の項目が記載されていない場合は完全に仲介業者が勝手に上乗せしています。
※但し契約書面上に記載が有る場合は取り除けない場合があります。
大手の企業が契約上で縛っている場合もあります。
※礼金:勝手に礼金を乗せる業者がいます。こちらに関しても気をつけましょう!
抗菌消臭代はかなりひどい状況です。ただ室内でスプレーを撒いたり、ジェル状のニオイ消しを室内置いておく、これだけで1万円以上取っております。
これは2018年に起きたアパマンショップ加盟店のスプレー爆発事件で明るみになりました。
だいぶこの料金を請求する業者が減りましたが、まだいるので皆さんぼったくられないで下さいね!
引越しの初期費用を抑えるためのテクニック
②値切る項目を知る
続いての引越しの初期費用を抑えるためのテクニックは「値切る項目を知る」という事です。
不要な費用を排除したら次は価格交渉できる余地を探していきましょう。
仲介手数料
え、仲介手数料って賃料の1ヶ月分って決まってないの?
仲介手数料は原則0.5ヶ月だよ!
仲介手数料は宅建業法上では原則賃料の0.5ヶ月分+税です。
但し、契約者に事前承諾を得た場合に賃料1ヶ月分を仲介手数料として得られます。
2020年に仲介手数料に関して東急リバブルが訴訟を起こされて、敗訴しました。
これは不動産賃貸業界ではかなりの激震が走った判決です。
この判決後からマイソク(賃貸物件の条件が書いてある資料)に「成約後は仲介手数料1ヶ月分をお支払いいただきます。」という記載を見ることが多くなりました。
なので複数の不動産会社に見積を依頼し、仲介手数料を交渉しましょう。
今では仲介手数料無料で仲介している業者が多数あります。
引越しで初期費用を抑えたい方は、そういった業者へ依頼をしましょう。
賃料の0.5ヶ月から1ヶ月分の初期費用を抑えられたら、だいぶ大きいですよね!
但し、仲介手数料無料の物件に関してはトリックが有るので、僕のこの記事を参考にして下さい。
火災保険料
え、火災保険って金額決まっていない?
だいたい2万円取られるんだけど…..
火災保険は自分で好きな保険を選べるよ!
皆さん、不動産業者に指定された火災保険へ自動的に加入していますよね?
火災保険は選べます。
火災保険への加入は契約の条件で義務付けできますが、保険の種類は指定できません。
なので多くの方は2年間で2万円の火災保険に加入してますが、本当は5千円から8千円ほどで加入ができます。
保険の話になったら、「知り合いに保険屋がいて、そこの保険に入ります。」と言って断りましょう。
これだけでも引越し時の初期費用を1万円〜2万円ほど抑えられます。
引越しの初期費用を抑えるためのテクニック
③交渉の可能性がある項目を知ろう
3つめの引越しの初期費用を抑えるためのテクニックは「交渉の可能性がある項目を知ろう」です。
先ほどの値引きと近いですが、金額以外にも様々な交渉に乗ってくれるケースが多いので、知っておいて損はないです。
賃料
賃料に関しては、オーナーは値切られる前提で金額設定をしているそうです。
この点に関して、私の意見はオーナーによるという判断です。
とりあえず周辺の物件よりも高かったら値段交渉をしてみるのは有りです。
但し、申込書を提出した上で賃料交渉をしましょう。
申込書を出さないと物件への本気度が伝わりません。
口頭ベースで家主に賃料交渉をするのは、不動産業者からすると失礼に値します。
なので申込書を使って気持ちを表しましょう。
書き方としては、申込書に賃料を記載する箇所があるので希望の金額を書く。
もしくは備考欄に記載しましょう。
物件によっては賃料の交渉ができませんが、フリーレントの交渉は可能です。
ただフリーレントを付けると、短期解約(だいたい1年以内)をした場合に違約金が発生する契約条件になる可能性があります。
また1〜3月は引越しのピーク帯で、人気は物件は申込が5件入るケースもあります。なので賃料設定も大家が強気です。
こういった時期は賃料交渉しても相手にされないケースが多いので辞めましょう。
賃料が交渉できれば、引越し時の初期費用だけでなくランニングコストも抑えられます。
2年間で計算すると抑えられる費用は大きいので挑戦していきましょう!
敷金・礼金
敷金は保証会社の加入であったり、お客様の内容が良ければ(一部上場会社へ勤務、公務員など)交渉の可能性がありますが、あんまり交渉できたケースは見たことありません。逆に内容が悪い方で積み増しになる人も多くいます。
礼金もできたらラッキーと言う気持ちで交渉してみましょう。
ハウスクリーニング費
実は国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」で、
クリーニング費用は大家さんが負担するという記載があります。
但し、特約の部分で借主負担と記載される可能性があります。
また入居時に支払って退去時にも請求してくる悪徳業者がいます。
ちゃんと入居時の明細は残しておき、チェックしましょう。
鍵交換費
鍵交換費用は、22,000円ほど請求されます。
しかし、自分で鍵屋さんに発注すれば8,000円(鍵の種類による)ほどで依頼ができます。
なので特殊な鍵でなければ、鍵交換は必要ないと断り、自分で発注しましょう。
自分で発注した際には、鍵をオーナーさん及び管理会社へ預ける手間があります。
ただ徹底的に引越し時の初期費用を抑えたいなら頑張りましょう!
保証会社加入費
保証会社への加入料は、賃料の0.5ヶ月分〜0.8ヶ月分です。
この金額に乗せてくるぼったくり業者がいます。
なので保証会社のサイトでお調べいただき、料金を確認することをおすすめします。
こちらも徹底的に引越し時の初期費用を抑えたいなら頑張りましょう!
引越しの初期費用を抑えるためのテクニック
④いざ引越し時にかかる費用を知る
物件が決まった後の引っ越しの際に初期費用を抑えられる事項は以下の通りです。
この3点も忘れがちですが、費用がかかるポイントです。
しかしやり方によっては押さえられます!
引越し業者
引越し費用も時期によっては変動するので、なるべく閑散期(だいたい6月〜12月)にしましょう。
また時間や曜日指定すると高くなりますので、業者の空いている平日に合わせるのが値引ポイントです。
複数の引越し業者へ見積を手配するのは重要です。費用感を知っていると業者と対等に交渉ができます。
僕はある大手の引越し業者に最初提示された金額よりも半額以下になりました。
下記のサイトが引越し業者に一括見積依頼をできるのでおすすめです。<PR>
引越し業者へ一括見積依頼で最大60%OFF【LIFULL引越し】廃品回収
皆さん引越し業者に頼むと高く付きますよね。。。。
ただ区の廃品回収に依頼すると、日程が先で引越しに間に合わなかったりしますよね。
そんな時におすすめなのは「ジモティー」です。
僕はジモティーでべット、収納棚、本棚、ソファーを出すことによって一週間で全て引き取られました!
電気・ガス
電気・ガスは自由化しています。東京電力よりは毎月の電気代が下がりますので、新電力の企業と契約しましょう。
但し、資本力が無い企業はやめましょう。
理由としては、急な寒波が来た時に電気が不足し、急に電気料金を上げたり、倒産したりする可能性が有るからです。
私としては、基本料金が無料になる「LoooP」がおすすめです。
長い期間新電力事業をされていて、値上げもされていないので安心して利用できます。<PR>
引越しの初期費用を抑えるためのテクニック まとめ
このような交渉をした際に即断ってくる不動産営業マンがいます。
本当にオーナーを事を知っている老舗の不動産会社であればわかりますが、ただの仲介業者だとめんどくさいから断っているだけです。
こういう場合の対処方法としては、すぐに不動産会社を変えましょう。一社にこだわらずに比較するのがポイントです。
また他の記事で書きましたが、ピーク帯に引越しをしないのも重要です。なぜなら焦らずに不動産業者選定から物件選定、条件交渉ができるからです。
約2年暮らす住居に関して、なるべく支出を抑えましょう。
皆さんここで書いてあることを押さえていただければ必ず素敵な引越しが可能と思います。
ぜひ素敵な引越しを行って下さい!
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