読者の悩み
- 会社に行かなきゃ…行きたくない…
- あれこれ考えるけど、結局行動しない…
- ジムに通いたいけど続かない…
- 会社の後輩がすぐ帰宅してウザい…
この記事では上記のような、めんどくさいがなくなるコツをご紹介します。
この記事から得られること
- めんどくさいとなぜ思うのか理解できる
- めんどくさいをなくすことができる
- すぐに行動できるようになる
筆者に関して

この記事は、めんどくさいがなくなる本を参考にして書いています。著者の鶴田豊和さんは、マイクロソフトに正社員として入社後、社内でトップ3%以内の成果を出し、Asia Gold Club Awardを受賞された優秀な方です。
その後独立され、誰もが無理なく、自然体で結果を出せる行動心理メソッドを普及され、延べ一万人以上をサポートされた結果がある方です。
めんどくさいがなくなるコツ|メカニズムを理解


めんどくさいは2種類に分けられます。以下のとおりです。
- 行動がめんどくさい
- 人間関係がめんどくさい
この2種類に関して、なぜめんどくさいと感じるようになるかメカニズムを解説します。
①行動がめんどくさい


行動がめんどくさいと感じる流れは以下のステップになります。
義務感がある
効率的にやりたい、失敗したくない、情報を集めてから等々
意外とシンプルですよね!下記で例を見ていきましょう!
例:ジョギング
【義務感】ジョギングをやらなきゃと思う
【色々考える】でも眠いな
【色々考える】体調が少し悪いかもな
【色々考える】仕事に影響が出るかもな
めんどくさいからやめておこう
例:掃除
【義務感】掃除をやらなきゃ
【色々考える】でもいつかは散らかるよな
【色々考える】やるなら徹底的にやりたいな
【色々考える】時間が無い
【色々考える】もう寝る時間だ、睡眠時間が削られる
めんどくさいからやめておこう
上記の例のように、
- やらなきゃと思う(義務感)
- 色々考える
といった行為がめんどくさいを引き起こす原因なので、消す必要があります。
上記2点の消し方に関しては後述します。
②人間関係がめんどくさい


所属しているグループで自分の意見や興味関心が少数派だと感じた時に、人間関係がめんどくさいと感じます。
例:営業会社で技術者として働いている時
技術者なのに営業マンが多く、技術者としての考えを理解してもらえない。
社内でのルールは営業マンをもとに作られたルールで、出世している人も営業マンばかり。
話してても仕事に関する価値観が違う。
この会社めんどくさいわ。
このような場合に取れる対策としては、下記になります。
- 環境を変える
- 自分を変える
上記の2点に関しても、後述していきます。
行動|めんどくさいがなくなるコツ


この章では、
- やらなきゃと思う(義務感)
- 色々考える
このようなめんどくさいがなくなる行動を解説していきます!
やらなきゃと思う(義務感)を無くす


- その①:やらなきゃいけない事はないと知る
- その②:〇〇したい!に変換する(自分の欲望に気づく)
その①:やらなきゃいけない事はないと知る
めんどくさいがなくなる
「やらなきゃと思う」ことに関しては、やらなきゃいけない事はこの世に存在しないと認識し、やらないという選択肢を持つことが重要です。
やらないことによって自分の人生にどのような影響があるのか考え、もし「やらなくてもどうにかなる」と考えたらやらないを選択しましょう。
その②:〇〇したい!に変換する(自分の欲望に気づく)


やらないと人生にリスクが生じるな感じる事に関しては、「やりたい」に考えを変換します。
例えば、会社への出社です。会社に行かなきゃ→会社に行きたい!
実際に会社に行かなくても生活保護を受けることによって最低限の生活が確保できます。
また無理して都内に住まず、田舎で暮せば生活費はぐっと下がるので、働く量も減らすことが可能です。
このように人は会社に行かなきゃと感じる深層に、会社で出世したい、お金が欲しい、モテたい、人から認められたいといった欲望があります。
このような欲望を自分で理解し、〇〇したいという考え方に変換しましょう。
- やらなきゃいけない事はない
- やらない選択肢を持つ
- 自分の欲望を見てみる
- 〇〇したいに変換する
色々考えるを無くす


下記の5つの固定観念を捨てましょう。
- 考えることは良いこと
- 効率的にやりたい
- 最初から良い結果を出したい
- 選択肢は多いほうが良い
- できない自分はダメだ
この固定観念を持っている方は、なかなか行動しない人です。なかなか行動しない人に対して皆さんは怠け者のイメージを持つかもしれません。
しかしそういった方は総じて生真面目で完璧主義者です。
適当な状態で手を付けられない、効率的にやりたい、良い結果を出したい、事前情報を収集しなくては、と色々と考えて最終的にめんどくさくなって行動しないのです。
人生に致命的なダメージが及ぼすことで無ければ、すぐに行動をすることが重要で、上記の5つの固定観念を捨てる必要があります。
では5つの固定観念に関して解説します!
1.考えれば考えるほど良い


考えることは良いことだと皆さん思っていますよね?
人の脳の仕組みを見ると、意外とそうでもありません。
人は一日の中で6万回思考すると言われています。
そのうち95%が前日、前々日と同じことを考え、そのうち80%がネガティブな考えと言われています。
また心理学で「ネガティビティ・バイアス」という言葉があります。人はポジティブな考えよりもネガティブな考えの方が記憶に残りやすいという意味です。
人は考える度にネガティブな記憶が強烈的に蓄積されていきます。
皆さんもネット社会を過ごす中で、圧倒的に批判的な意見のほうが強いな感じることがあるかもしれません。
これは人の性と言えるでしょう。
2.効率的にやりたい


勉強や仕事に関して効率的に行う人は評価されます。
なので皆さん全ての行動に関して、効率性を求める傾向にあります。
しかし、夢や目標といったまだ自分がやったことないことに関しては、効率的にやりたいという考えは逆効果になる場合が多いです。
理由としては、効率的にやりたい→なるべく多くの情報を集める→情報で混乱する→めんどくさい、という思考の流れになるからです。
やり方に悩むくらいなら、すぐに行動した方が成果が出るのです。
人はできるだけ楽をして成果を出したい、技術を身に付けたいと考えます。
ただ人の成長は階段状で構成されるケースが多く、伸びない期間を耐え、越えるといっきに上昇します。
大事なのは効率性よりも継続性なのです。
多少のんびりしたペースでも継続できるのが重要という考えにシフトしましょう。
3.最初から良い結果を出したい


最初から良い結果を出したい!と考えると、行動する為のハードルがいっきに上がり、行動ができなくなります。
以下に例を記載します。
例:ネット通販を始めたい人
ネットで絶対に売りたい!と考える
売れるにはライティング能力が必要だ、学ぼう!
写真撮影もするから、部屋を綺麗にしないと
商品を綺麗に写すには良いカメラが買わないと
カメラの写し方も勉強しよう!
照明も買ったほうが見栄え良くなるな~
何か大変だな、めんどくさくなってきた
といった考えになり、行動が止まります。
最初から成果を出したいという考えは捨てて、とりあえずやってみることが重要です。
行動して失敗して改良を行いましょう。
質よりもスピードを意識しましょう。
4.選択肢は多いほうが良い


選択肢が多いと人は行動ができなくなります。
なぜなら選択するという事は、脳をフル稼働し、エネルギーが必要だからです。
ただ情報が少ないと不安を感じるかもしれません。
その場合は、行動にすぐ繋がる情報のみを集めましょう。
今後、必要になりそうな情報は一切集めないということが重要になります。
理由としては、必要になりそうな情報を集める事はマイナス面が多いからです。いつか使う情報はその時になったら忘れている可能性が高いですし、情報を集めすぎて行動ができないと致命的なダメージを引き起こします。
5.できないのは自分の意志が弱いから


基本的に人はめんどくさがり屋です。
夢や目標に向かっている時に、継続ができないのは当たり前のことなのです。
思うように進まない、失敗する、違う方向に進むといったことが起きますが、諦めず継続することが重要です。
全く進んでいないと感じるときでも、夢や目標といった長いスパンで見ると、意外と順調に進んでいるのです。
1〜5の固定観念を捨てる事によって、色々考えることが無くなります。あとは行動するのみです。
人は行動する前はめんどくさく感じても、いざ取り組んでみると集中できるものです。
掃除がめんどくさいけど、いざやり始めたら部屋中を何時間もかけてピッカピカに仕上げたりするものです。
なので固定観念を捨てて、まずはやってみる事に専念しましょう!
- 考えず、即行動
- 効率性は度外視
- 質よりもスピード
- 情報は集めない
- 諦めず継続する
人間関係|めんどくさいがなくなるコツ


人間関係でめんどくさいを無くすコツとして、下記の2点が挙げられます。
- 環境を変える
- 自分を変える
では1つ1つ解説していきます!
環境を変える


職場で自分の意見や興味関心が少数派と感じた際の対処方としては、転職や部署の異動をすることです。
ただ、転職や異動はすぐにはできないので、せめてプライベートの時は自分の意見が同じ人と過ごすようにすることでストレスや孤独感を緩和できます。
自分を変えること


自分が相手を嫌だと思う時、一度落ち着いて相手は悪くないと考えてみて下さい。
知らずに自分の中にあるルールを相手に押し付けていないか?と考えてみるのです。
相手と自分のルールが合っていないと気づくはずです。
例:会社での仕事の取り組み方
相手が仕事を終わらせずに定時で帰宅する。
「何で仕事が終わっていないのにあいつは帰ってるんだ!」と怒りをあなたは感じます。
相手は、仕事の効率が悪いのでその日は帰宅し、明日早い時間、頭がフル稼働するタイミングで仕事を終わらせようと考えている。
上記の場合、残って仕事が終わるまで取り組むタイプと早めに切り上げて明日に取り組むタイプとでは、どちらが悪いはありません。
ただただルールが合わない、それだけです。
決して相手を変えようとはしないで下さい。
なぜならあなたが相手を変えようとした時に、相手はあなたをめんどくさいと思うからです。
自分の意見や興味関心が少数派であったり、違うと感じた時に人間関係がめんどくさいと感じます。
あなたも上司と飲みに行った時に、仕事の説教を言われ、「この人めんどくさいわ」と思った経験があるかもしれません。
相手を変える事はできない、この考えをもとに自分もしくは環境を変えることに努めましょう!
- 異動・転職を行う
- 自分の意見・興味関心と合う友人と過ごす
- 自分のルールを相手に押し付けない
究極の場合、目に映る現象全てがめんどくさいと感じる方へ
その方は一旦休みましょうとのことです。
遊びや食事までめんどくさいと感じる方は、行き過ぎています。精神が疲れているのでじっくり休みましょう。
めんどくさいがなくなる まとめ


- やらなきゃいけない事なんてない!
- 〇〇したいに変換する
- アホになって何も考えず行動
- 異動・転職を行う
- 自分の意見・興味関心と合う友人と過ごす
- 自分のルールを相手に押し付けない
- 全てがめんどくさいなら休む
めんどくさいがなくなる方法として、物理的な作業をなくしたいならスマートホーム化がおすすめです!
是非下記の記事も参考にして下さい。ではまた!
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