【必見】シルエットが命!オーダーパンツの押さえるべきポイント4選!

オーダーパンツの押さえるべき4つのポイント

読者の悩み

  • オーダーパンツと既製品って何が違うの?
  • オーダーパンツを作るときの注意点って何?

本記事ではオーダーパンツに関して、上記のような悩みや疑問を解決します。

不動産メガネ

スーツはシルエットがです。私は最初知識が無いままオーダーパンツを作って、丈が長いまま履いていました。今思えば何のためのオーダーだったのか…

本記事で得られること

  1. オーダーパンツと既製品の違い
  2. オーダーパンツの押さえる4つのポイント
目次

■「既製品のパンツ」と「オーダーパンツ」との違い

ここでは簡単に既製品とオーダーの違いを書きます!

既製品の場合

年配のスーツ姿で歩くビジネスマンの中に多く見られるのが、

パンツのサイズが合っていない「ダボダボ」な状態で穿いている方です。

では、なぜサイズが合っていない状態になるのか。

既製品のサイズは、着用者の基本身体寸法や、ウエストの寸法により、平均値をとってサイズが決められています。

裾の長さの調整はできますが、股下の調整は難しいので「シルエットが悪く、ダボついた」状態が発生します。

また、店員さんが裾直しの際に長めに補正する場合があります。

もし短く補正してしまうとやり直しがきかないので、少し長めに補正してしまうのです。

オーダーの場合

パンツのシルエットで大切なのが「ウエスト」と「ヒップ」となります。

オーダーの場合は、その人の体型に合わせることと好みに合わせてつくる為シルエットが綺麗になります。

パンツを履いている時に、ヒップラインのシワを見ると既製品かオーダーか一目瞭然です。

■オーダーパンツの押さえるべき4つのポイント

オーダーパンツの押さえるべき4つのポイント
①シルエット

パンツのシルエットは、ヒップ・膝・モモ・裾のバランスによってシルエットが左右されます。

着用頻度の高いビジネスシーンでのパンツは、「テーパードパンツ」が一般的となります。

「テーパードパンツ」とは、腰回りから裾に向かって次第に細くなるシルエットのパンツです。

最近の傾向では、タイトなシルエットを好む方が増えていますが、スキニータイプはビジネスの場では細くなりすぎてしまいカジュアル感が出ます。

また、ゆったりなシルエットを好む方は、ワイドなシルエットにしすぎるとこちらもカジュアルな印象になるため注意が必要です。

ビジネスシーンでのパンツは、体型に合わせて適度なゆとりでトータルバランスの綺麗な「テーパードパンツ」がオススメです。

オーダーパンツの押さえるべき4つのポイント
②タック

タックとは、パンツの前部分にある生地を畳んだ折れ目を指します。

タックの種類には、タックがない「ノータック」、タックが1本入っている「ワンタック」、タックが2本入っている「ツータック」の3種類があります。

タックを入れることで、腰回りにゆとりができ、体型をカバーし、スタイルを良く見せられます。

タックの折り目が内側の場合はイギリス式の「インタック」と言われ、折り目が外側の場合はアメリカ式で「アウトタック」と呼ばれています。

インタックは折り目の広がりが少なく、スマートなラインを出します。アウトタックはインタックより折り目が広がりやすく、見た目や履き心地がゆったりとしている印象になります。

タックによって着用した際の与える印象がそれぞれ異なるため、「シルエットの特徴」「向いている体型」「メリット・デメリット」を押さえておきましょう。

ノータック

シルエットの特徴・・・パンツの幅が細くなるため、全体的にスリムな印象を与えられる。

向いている体型・・・太もも・ヒップなどが細身な人、スマートな着こなしを目指す人、デスクワーク中心であまり動かない人。

メリット・・・細身に見せることができる。

デメリット・・・全体的に細身のため窮屈感を得ます。最近の傾向ではノータックのスーツが大半を占める。

ワンタック

シルエットの特徴・・・クラシカルなスーツに用いられ、シーンを選ばず上品さな印象を与えられるデザインです。ノータックよりもパンツの幅に余裕ができる為、機能性が良いとされています。

向いている体型・・・標準体型の方、立ち座りや歩くなどの動作が多い人

メリット・・・クラシックで大人の雰囲気を出せます。

デメリット・・・少し腰幅にゆとりができるのでフィット感を好む人には向きません。

ツータック

シルエットの特徴・・・クラシックな印象に仕上がり、男性らしいフォルムに見えます。

向いている体型・・・パンツに余裕が欲しい方、スポーツ経験者でヒップや太ももが発達している人

メリット・・・よりクラシックで履き熟している方はおしゃれ上級者に見えます。

デメリット・・・他のデザインよりもパンツの幅が広がるため、野暮ったい印象を与える事が多い

ついでに覚えておこう!

スラックスの前身と後身の中心にプレスして入れるラインのことを「センタープレス」と言います。

英語では「クリース」、「センタークリース」と呼ばれています。

縦ラインが強調されることにより足が長く見える視覚効果が期待でき、全体的なシルエットを美しく見せることができます。

オーダーパンツの押さえるべき4つのポイント
③裾口

パンツの裾口には、主に「シングル」と「ダブル」と「モーニング」の3つがあります。

裾口は一般的にシングルやダブルがオススメです。カジュアルなチェック柄や柄モノのスーツにはダブルを選ぶ方も多いです。

ではそれぞれの特徴を見ていきましょう。

シングル

ビジネスやフォーマルなど様々なシーンに対応する仕様です。

礼服は裾を内側に織り込んだシングルが鉄則となり、細身のスーツもシングルでシャープに仕上げるのが定番となります。

ダブル

カジュアルな印象となるが、ビジネス用にも対応する仕様です。

裾の長さを調整すると共に、デザインを指定することでこだわりを感じられるパンツになります。

折り目幅は、3.5~4cm程度がおすすめです。

背が低い方は足が短く見えるので要注意となります。

モーニング

略礼服にパンツの仕様

甲から踵(かかと)にかけて斜めに下にカットしたデザインもあります。

基本的にコールパンツに施しますが、靴との一体感が出たり、裾がすっきりとまとまるので 「シングル」 のダボつきを和らげたい方には良いかもしれません。

オーダーパンツの押さえるべき4つのポイント
④パンツのクッション

クッションとは、革靴とパンツの裾部分にできる「たるみ」を指します。

クッションは、ワンクッション・ハーフクッション・ノークッションの3種類に分けられます。

ワンクッション

スーツの裾が靴の甲に当たり、折り目が1つ出来る長さです。

裾幅が20cm以上のスーツに向いています。

ビジネスからフォーマルまで幅広く使えます。

年配の方でスーツのサイズが大きい方がこのスタイルを好んで着ています。

ハーツクッション

裾の前部分が靴に当たり、わずかにたわむくらいの長さです。

スッキリした印象になるので多くの方に好まれています。

裾幅が20cm以下の細身のスーツに向いています。

ビジネスからフォーマルまで幅広く使えます。

ノークッション

裾が靴の甲に当たらない長さです。

裾幅が細めの18cm以下のスーツに合います。

ビジネスでも取り入れられていますが、少しカジュアルな印象になるので、固めのビジネスシーンやフォーマルには向きません。

重要ポイント

裾幅を基準としてクッションの種類を決めることです。

最近では細身のスーツが流行している為、ワンクションではダボダボ感が非常に目立ちます。

「オシャレは足元から」と言われるように、スーツスタイルではジャケットのサイズがバチッと決まっていても、パンツの裾のシルエットがダボダボだと残念な見た目になりますので注意しましょう。

オーダーパンツの押さえるべき4つのポイント
最後に

皆さんスーツのパンツに関して長々と書きましたが、いかがでしたか?

こだわりポイントや気をつけるポイントがものすごいありますよね。

1つ1つチェックしながらオーダースーツを作ってもらえれば、素敵なパンツが作れると思います!

また最後に気をつけるポイントとしては、オーダースーツを作る際には必ず普段履いている革靴を履いて行きましょう。

これで裾丈が左右されます。

裾直しは非常にめんどくさいので一発で決められるようにしましょう!

パンツだけでなくスーツに関して興味を持った方は、下記の記事も参考にしてみて下さいね〜

記事の内容が良かったらシェアをお願いします!

この記事を書いた人

大学卒業後、大手建設会社で設計士としてマンション・アパートを設計。その後、不動産業界でフルコミッションの営業マンへ。
営業マンを6年続けた後に自分で不動産会社を設立し経営者となりました。不動産業界はアナログな環境なので、業務上での効率化を徹底的に追い求めています。

コメント

コメントする

目次