コワーキングスペースとは|メリット・選ぶ基準を解説

コワーキングスペースとは

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コワーキングスペースという言葉を最近では頻繁に耳にするようになりました。ただ普段利用しない方からすると「何それ?」と感じるかと思います。また利用している人でもシェアオフィスやバーチャルオフィスとの違いがわからなかったり。ここではコワーキングスペースとはそもそも何なのか?という点を詳しく解説していきます。フリーランスや開業予定の方、この記事を読んでぜひ参考にしてください。

本文の内容

  • コワーキングスペースについて知られる
  • コワーキングスペースを借りるメリットを知られる
  • コワーキングスペースを借りる際の判断基準を知られる

筆者の信頼度

不動産メガネ

僕はこのブログや仕事をコワーキングスペースで行なっています。内見で外出している際に外部でオンラインMTGをしたり、日頃からコワーキングスペースを利用しています。そこからコワーキングスペースを利用するメリットや選ぶポイントをまとめていきます。

<コワーキングスペースで勉強するメリットに関する記事はこちらをご覧ください>

目次

コワーキングスペースとは

コワーキングスペースという言葉は、Co(一緒に)+Working(働く)+Space(空間)という3つの単語を合わせた造語からなります。

2005年頃からアメリカのサンフランシスコで広がった働き方になります。主にフリーランスの方や小規模事業者がカフェのようなオープンスペースで場を共有しながら働くことを指します。

各自が自由に働き、自由にコミュニケーションを行い仕事の情報交換や知識の共有をすることによってビジネス発展・貢献をしていくといった意味合いが「コワーキング」にはあります。

<渋谷にあるコワーキングスペースに関する記事はこちらをご覧ください>

コワーキングスペースとは|広がった背景

理由としては、インターネットの普及とテクノロジーの進化が上げられます。パソコン一台があれば場所を選ばず仕事ができるようになり、IT系の分野からコワーキングスペースは広がっていきました。

ランサーズ株式会社が公表した「フリーランス実態調査」では、2018年の時点でフリーランスの人口は1,119万人に登ります。労働人口が7,000万人前後の中で、16%の割合を占めます。

上記の数値よりコワーキングスペースが広がっている背景が理解できます。

コワーキングスペースとは|その他オフィスとの違い

コワーキングスペースとは違い、他にも似たような形態のオフィスがあります。下記の2種類になります。

  • シェアオフィス/レンタルオフィス
  • バーチャルオフィス

シェアオフィス/レンタルオフィス

シェアオフィス/レンタルオフィスとは、個室で特定の席が用意されている形態を指します。シェアオフィスによっては、コワーキングスペースも用意されていたり規模によって差が出ます。

バーチャルオフィス

バーチャルオフィスは、事業を開始する際に必要は住所や電話番号といった情報を借りるサービスです。自宅で仕事をする人で法人登記ができない人向けのサービスと言えます。場所を借りる必要がないため、安価でサービスを受けられます。

コワーキングスペースとは|3つのメリット

普通のオフィスを借りずにコワーキングスペースを借りる際のメリットは下記の3点が挙げられます。

  1. 初期費用とランニングが安い
  2. 仕事のインフラが整っている
  3. 新しいビジネスチャンスがあるかも

初期費用とランニングが安い

コワーキングスペースでは、一般的な事務所を借りるよりも初期費用が断然安価になります。下記が簡単に書いた一般的なオフィスとの初期費用の差です。

初期費用コーワキングスペース一般的な事務所
敷金無し2ヶ月〜10ヶ月
礼金無し1ヶ月〜2ヶ月
仲介手数料無し1ヶ月
保証会社利用料無し〜1ヶ月無し〜1ヶ月
事務手数料無し〜2ヶ月無し

コーワキングスペースの場合は、だいたい初期費用として賃料の2ヶ月分で利用が可能です(定額利用の場合)。しかし一般的な事務所の場合は少なく見積もっても賃料の5ヶ月分は必要になります。

開業時の何かとお金が必要な時に上記の差は大きですよね!

さらにはランニングコストもコワーキングスペースの方が安いです。

コーワキングスペース一般的な事務所
光熱費利用料込み使用した分
インターネット利用料込み月額

上記のように最低限必要なインフラは整っているため、自分の専用部分が必要ない方には圧倒的にコワーキングスペースの方が初期費用もランニング費用も安くなります。

仕事のインフラが整っている

  • 高速インターネット
  • 電源
  • 会議室(施設による)
  • オンラインブース(施設による)

コワーキングスペースでは上記のインフラが整っています。

カフェや図書館ではインターネットが遅い場合や時間制の時があります。その点コワーキングスペースでは高速インターネットが完備されているのでストレスを感じません。

カフェによって電源の有無が明記されていない場合があります。その都度探すのは大変ですよね。。。その点、コワーキングスペースでは全席に電源が設置されています。

最近ではオンラインでのMTGが増えています。カフェで行うと周辺の騒音が入り、MTG相手に迷惑がかかる場合があります。またカフェによってはオンラインMTGをNGにしているお店もあります。コワーキングスペースでは施設によりますが、オンラインブースが設置されている場合もあるので利用しやすいです。

新しいビジネスチャンスがあるかも

コワーキングスペースでは運営会社が利用者限定の交流会を広いている場合があります。その場合お互い同じ場所で働いている同士でビジネスの発展する可能性が生まれます。

<起業に向いている人向いていない人に関する記事はこちらをご覧ください>

コワーキングスペースとは|利用方法

コワーキングスペースには下記の2種類の利用方法があります。

  • ドロップイン
  • 月額制

ドロップインでは、1日や時間利用でその都度支払います。普段家で仕事がするが、外部で打合せがあったり、都度カフェに行くのが大変と感じてる方におすすめです。

月額制では、毎月定額を支払う事によって利用できます。利用頻度が多い方におすすめです。

コワーキングスペースとは|選ぶ基準

コワーキングスペースでは、運営会社によって利用できるサービスが大幅に違います。どのような違いがあるかをここでは押さえて、自分に必要なサービスを提供してくれるコワーキングスペースを選べるようにしましょう。

  1. 拠点数
  2. 法人登記が可能か
  3. 会議室・セミナー室の有無
  4. 郵送物の受け取り・転送
  5. 電話転送・FAX
  6. 交流会の有無
  7. レンタル備品の有無

1.の拠点数に関して補足説明

コワーキングスペースでは、複数箇所に展開している運営会社があります。その場合、1箇所だけでなく複数箇所で利用ができます。1箇所にとどまらず移動が多い営業マンの方には、複数箇所に展開しているコワーキングスペースがおすすめです。

コワーキングスペースとは|まとめ

以上がコワーキングスペースに関しての基本的な知識からメリット、選ぶ基準になります。

場所を選ばずフリーランスとして活動している方には最適な施設かと思います。

是非自分が合ったコワーキングスペースを見つけてみて下さい。

下記のサイトから自分に合ったコワーキングスペースを探すことが可能です。

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この記事を書いた人

大学卒業後、大手建設会社で設計士としてマンション・アパートを設計。その後、不動産業界でフルコミッションの営業マンへ。
営業マンを6年続けた後に自分で不動産会社を設立し経営者となりました。不動産業界はアナログな環境なので、業務上での効率化を徹底的に追い求めています。

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